HOW TO POUR A BEER

タップスター佐藤さんに聞く、感動の注ぎ方

注ぎ方によって、ビールの味が変わる

ビールを飲むとき、最初に唇に触れるのは“泡”。泡の質感でビールの印象は大きく変わります。その後、口の中にビールが流れ込んでくることでシュワッとした“炭酸”の爽快感を得ることができます。私がビールを注ぐ時に特に意識しているのは、この“泡”の質感と液体中の“炭酸”の含有量です。ビールを適度に泡立てることによって、これらをコントロールし、ビールの味わいに変化をつける事ができます。炭酸の切れ味と辛口の味わいを特徴とするスーパードライでは、キメ細かな泡の下にしっかりとした炭酸を閉じ込める“シャープ注ぎ”がオススメ!最初の一杯目はぜひ爽快な喉越しを楽しんでください。

本格泡リッチサーバーを使用してみて

このサーバーで採用されている泡付機能は、現在業務用で採用されているシステムと同じものになります。そのため、本来飲食店でしか味わえないこの“泡”を楽しめる事が、ドラフターズ最大の魅力だと思います。実際に使ってみましたが、ビールを注ぐ感覚は、驚くほど業務用サーバーに近いものがありました。ドラフターズ会員の皆様には、ぜひ注ぐワクワク感を感じてほしいですね。あと、機材・器具の洗浄は、美味いビールのために必要不可欠!使い終わった後は、しっかりと洗ってください。

  • Yusuke Sato

    佐藤 裕介

    ビアブルヴァ―ド(株)代表取締役

  • 札幌市出身、武蔵工業大学工学部卒。2007年からビール専門店「新橋DRY-DOCK」の初代店長を務め、2014年「ブラッセリー・ビアブルヴァード」を東京・新橋に立ち上げ、独立開業する。2018年には、ビールの本場チェコでプログラムを受け、“タップスター”(ビールの注ぎ手)の称号を日本人で初めて取得した。学生時代から20年以上に渡り樽生ビールに携わり、理系ならではの視点からスーパードライの美味しさを追求しています。現在、ピルゼンアレイ(銀座)、ブルヴァール・トーキョー(日本橋)と都内3店舗を運営中です。
    https://www.beerboulevard.com/top.html

おススメの注つぎ方

Sharp

シャープ注ぎ

泡の下にしっかりとした炭酸をとじ込める注ぎ方。炭酸のキレ味と辛口の味わいを特長とするスーパードライにオススメ!

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Twice

二度注ぎ

ビールが持つ麦のうま味を最大限に引き出す注ぎ方。炭酸が優しめなので、2杯目以降にオススメ!

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Mliko

ミルコ

グラスいっぱいに泡を満たす注ぎ方。麦の甘みとホップの苦味をマイルドな口当たりで楽しむことができます。

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